両面研磨の特長

切削加工と成形加工の現場で発生する

「厚み公差が厳しい」

「平行、平面が出ない」

「捨て加工での基準面に高精度が必要」

「厚さ出し、平面出し、粗さ出しが別工程。コストがかさむ」

といった課題を、当社の両面研磨技術が全力でアシストします

両面研磨の仕組み

両面研磨の仕組み
  • 製品を上下の回転砥石で挟み、それぞれの方向に偏芯回転して研磨/研削を行います
  • 平面平行を高精度に維持し、かつ板厚調整や表面粗さの調整が可能です
  • 上下から圧力をかけて研磨するため、製品の反りを抑えながら加工することができます
  • 製品の面積、材質、硬さ、厚さ等のパラメーターから、最適な砥石を選定し、豊富な実績から得られた最適条件で、ご要望の製品に仕上げます
両面研磨の仕組み
  • キャリアとギヤにより、製品は遊星運動しながら砥石内を均一に動きます
  • 製品はマグネットを使わず、キャリアギアのポケットに置かれ保持されるため、製品の材質を問いません
  • 片面しか研磨をしない場合でもご利用いただけます

加工可能材質一覧 – 非磁性の材質にも対応

両面研磨はワークの固定にマグネットを使用せず、上下の回転砥石で挟み、研磨/研削を行うので製品の対応できる材質が幅広いのが特長です。

  • SS400
  • S390
  • SS490
  • SS540 等
アルミ
  • A5052
  • A5056
  • A5083
  • A5454 等アルミ材全般
ステンレス
  • SUS304
  • SUS410
  • SUS430
  • SUS440 等ステンレス材全般
樹脂
  • pp
  • peek
  • pps
  • pet 等
難削材
  • チタン
  • コバール
  • モリブデン
  • インコネル
  • セラミック 等

その他の材質についてもお問い合わせいただければ対応可否をご連絡いたします。

各種精度情報

最小ワークサイズ
φ6mm、または対角L=6mm
最大ワークサイズ
φ180mm、または対角L=180mm
板厚寸法公差
±3μm ※実績値
平行度
5μm以内保証可
平面度
3μm以内保証可
面粗さ
0.6s ※ご要望に応じた面粗度に仕上げます

両面研磨は、研磨する製品の精度のばらつきを均一に補正することができます。

例:±0.1mmのばらつきがある製品を±0.02mmの精度に、更に±3μmの精度まで段階的に補正することが可能です。

両面研磨による加工の様子

平面研磨と両面研磨の特長比較

両面研磨は、平面研磨と同等の加工精度で、より加工時間を短く、トータルコストを低く研磨することができます。

また、ワークの公差が大きくても研磨できるという特長もあるため、精度にばらつきがあるワークをまとめて研磨し、適正精度にならして量産することを得意としています。

従来まで平面研磨で行っていた工程の代替手段としてご検討ください。

平面研磨 両面研磨
加工時間
平面研磨より短時間
加工精度
平面研磨と同精度で研磨可能
トータルコスト
平面研磨より低コスト
材質
どのような材質も研磨可能
ワークサイズ
制限なし

制限あり(φ180mm以下)
研磨前板厚公差
ワークのばらつきが大きくても研磨可能
両面加工時の生産性
片面ずつ2回研磨が必要

両面を同時に研磨することで生産性アップ

研磨20年の実績

研磨加工の様子

当社では、光学部品を中心に20年間、研磨/研削加工の実績を重ねてまいりました。

平面研磨やサンドブラスト、バレル研磨など様々な技術を取り入れ、お客様の切削加工、成形加工を全力でアシストするという設計思想のもと、両面研磨技術を確立いたしました。

今後も日々高まっていく精度要求に応えるべく、技術に磨きをかけてまいります。

事例紹介:両面研磨の活用でコストダウンを実現

カラー
<製品名>
カラー(対応ロット数:300個/回)
<お客様の課題>
  • お客様社内で切削→研磨をしていた製品
  • 切削加工では材料の楕円の影響で板厚寸法が交差に入らず、片面を研磨して板厚を調整していた
  • 片面の研磨を考慮し、切削加工の段階で面取りを片面だけ多くしていたが、その分工程が煩雑化し、不良(10/300)の要因となっていた
<課題解決策とその結果>
  • 板厚寸法を出すための研磨加工を弊社の両面研磨で実施
  • ワークのばらつきを補正する両面研磨の特性により、切削加工時のネライが±0.02→±0.03に緩和されたことで加工の手間が減少
  • 切削加工時に面取りの考慮が不要になったため工程が簡略化。ミスが減り、加工時間も短縮された
  • 結果、不良がなくなり、総じて10%前後のコスト改善になった

加工実績

ご相談から納品までの流れ

  1. ご相談
  2. 要件把握
  3. お見積り
  4. 治具設計
  5. 治具製造
  6. 研磨加工
  7. 検査
  8. 納品

3~7営業日

2週間

生産数に応じ変動

一括または分納

  1. 当社ホームページのお問い合わせフォームもしくはお電話(0266-22-4976)にてご連絡ください
  2. 図面を確認しながら打ち合わせを行い詳細(月生産量等)をヒアリングします
  3. お見積りを確認して頂きます
  4. 両面研磨ラップ加工の治具(キャリアギア)を設計製造します
  5. 研磨加工をスタートします
  6. 出荷前検査を行い万全の品質で出荷します。ご要望に応じ分納も承ります

お問い合わせ

0266-22-4976

FAX 0266-23-4482

受付時間 08:00~16:30(平日)

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